2月14日(水)卒業送別礼拝が行われました。 | 夙川学院中学校・高等学校

2018-02-16 2月14日(水)卒業送別礼拝が行われました。

2月14日(水)に卒業送別礼拝が行われました。

本校は、中学3年生、高校3年生が卒業するにあたり、毎年キャンドルを灯す礼拝を行っています。
 「希望の光」と題して、樋口牧師が卒業生にメッセージを贈りました。

 メッセージの後には、生徒自治会がろうそくの火を付けにまわり、在校生は隣の人に火を付けていきました。ろうそくの火を静かに見つめ、何を思ったでしょうか。
 
 
 卒業していく生徒達の心の中に、夙川で過ごした日々の思い出と、未来への希望の光が輝き続けることを願います。

 

 「希望の光
エフェソの信徒への手紙5章6-8節  

今日は、中学高校の卒業送別礼拝です。
夙川学院では、卒業送別礼拝においてローソクに火を灯します。
これはもう70年くらいの歴史があります。

なぜ、こんなことをするのでしょうか。
ローソクの火は、光を象徴します。聖書においては、光は希望や救いを表します。
クリスマスにおいても、ローソクに火を灯しましたが、これは暗い世の中にキリストは、光としてこの世に来られ、私たちに希望や救いをもたらして下さったということ意味します。

皆さんは、真っ暗ということを経験したことがあるでしょうか。
真っ暗の中にいますと、本当に底知れない恐怖に陥ります。
皆さんは、停電を経験したことがありますか。
わたしの小さい頃は、よく停電がありました。
夜、停電になると、あたりが真っ暗になり、周りに何があるか一切分かりません。
ちょっとしたものにつまずいたりして、とても不安と恐怖に陥りました。
そして、しばらくして電気がつくと、ほっとしました。
旧約聖書の一番最初の所で、神は何もなかった所に、まず最初に光を造った、ということが書かれています。
これは、神はわたしたちに救いと希望を与えたということを言おうとしているのです。

卒業生は、今から、新しい進路に向かいます。
不安があるのではないでしょうか。
ローソクの火は、そのようなときに希望を持って歩んでください、というメッセージなのです。
不安を持ったとき、聖書を読んでください。
きっと、聖書の言葉は、皆さんに希望の光を与えてくれるでしょう。

それから、光には、もう一つ意味があります。
先ほどの聖書に、「光の子として歩みなさい」という言葉がありました。
これは、正しい歩みをする、ということです。人に恥じない正しい歩みです。
暗闇だと、何をしているのか分かりません。
不正なことは、闇として表現されます。
闇に支配されると不正が横行します。
先ほどの聖書に、「むなしい言葉に惑わされてはなりません」とありました。
闇に支配されると、空しい言葉に惑わされて、間違った方向に歩んでしまいます。
そのような所に行かないで正しい道を示してくれるのが光です。
光は正々堂々とした歩みです。
皆さんも、これからの歩みにおいて、正々堂々と正しい歩みをしてください。
その正しい歩みも、きっと聖書を読めば教えてくれるでしょう。

卒業する方々は、今後の歩みに不安や恐れがあるかも知れませんが、ローソクの光を思い出し、希望を持って、正しい道を歩んでください。
在校生の皆さんも、先輩にならって、希望を持って、勉学生活を続けて下さい。

そしてもう一つは、校長先生のもつ親火から次々と火が移されていきます。
これは、受け継いでいくということを意味しています。
皆さんは、夙川学院で学んで、上級生や先生方から夙川学院の伝統を受け継いできました。
夙川学院は、いまから137年前、増谷かめという18歳の女性が創立した学校です。
彼女は、生徒にこういう人になって欲しいという目標を持っていました。
それは、「徳の高い人を育てる」ということでした。
してこれは、夙川学院の教育理念として、ずっと継承されてきました。
最近ではそれに少し付け加えられ、「正義と平和を愛する徳の高い人を育てる」と言い表されました。
そしてその伝統を下級生にバトンタッチして行くのです。
下級生は、皆さんのよい伝統をしっかりと受け継いでいくのです。
そういう意味では、皆さんは、誇りを持って、自分に与えられた道を歩んでいって欲しいと思います。
そして、光を創造した神の恵みと希望を信じて、これからの道をしっかりと歩んでいっていただきたいと思います。

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